金沢大学 理工研究域機械工学系(理工学域機械工学類)


放電加工

加減圧環境下での放電加工に関する研究

放電加工においては高温のプラズマにより工作物が除去されて加工が進行するが,それと同時に加工液が蒸発して気泡が形成される。気泡は加工液による冷却を阻害し,加工の安定性を損なう可能性があるが,その影響は十分に明らかになっていない。本研究では加工液の加圧,減圧により気泡体積を操作することで,その影響を明らかにし,放電加工の高能率化を図ることを目的としている。

高抵抗電極を用いた放電加工の微細化

放電加工は非接触加工であるため微細加工に適している。本研究では電極に高抵抗材料を用いることで、放電のエネルギーを微小化し、従来よりも微細な加工を実現する。

電解加工

短パルス電源を用いたマイクロワイヤ電解加工の研究 

電解加工は加工変質層やクラック,バリが発生せず,工具電極が消耗しないという優れた特長を持つ。本研究では電解加工の工具として直径数十μm以下の極細線ワイヤを用い,極小スリットなどの微細加工を実現することを目的としている。

金属粉末積層造形によるポーラス電極を用いた電解加工 

電解加工では,電解液中での電解生成物の発生や,ジュール発熱による沸騰が加工を阻害する.このため,電極に電解液の吐出口を設け,電解液を高速で流す必要があるが,吐出口が工作物に転写される. また,電極のジャンプ動作によるフラッシングも行われるが,それだけでは不十分である.そこで本研究では,金属粉末レーザ焼結積層造形法を用い,ポーラス部の空孔を加工液の吐出口とする電解加工用ポーラス電極の開発を行い,それによる電解加工を行う.